Pipedrive

Pipedriveとは

Pipedriveは、視覚的にわかりやすいセールスパイプラインと、高度なAI・自動化機能を融合させたCRMプラットフォームです。 案件やリードの進捗をドラッグ＆ドロップで直感的に操作でき、営業プロセスの見える化と業務効率の両立を実現します。

Pipedriveの特徴

1. Sales Automation（セールス自動化）

• ノーコードの「自動化ビルダー」で、営業プロセス全体を視覚的に構築可能（例：条件付き分岐やアクション設定）
• 条件（例：新規リードの追加、ステージの変更、アクティビティの完了など）に基づいて、自動的にアクションを実行
• 実行可能なアクションは、メール送信、タスク作成、担当者アサイン、パイプライン移動、Slack通知など多岐にわたる

手間のかかる繰り返し作業を削減し、営業担当者はより戦略的・創造的な業務に集中できます。特に案件が増加しても、抜け漏れなく一貫した対応を可能にします。

2. Lead Management（リード管理）

• Pipedrive独自の「Leads Inbox」で、見込み顧客を商談化前に整理・ステータス管理
• Webフォーム、チャットボット、ライブチャット、カレンダー連携などを通じてリードを自動で収集
• 見込み度の高いリードを「Qualify」ボタンで1クリック案件化、パイプラインにスムーズに移行

情報源に応じて自動で整理されるリード情報により、営業チームは最も関心の高いリードへ優先的にアプローチでき、営業機会の最大化と対応漏れの防止が実現します。

3. Sales CRM Insights & Reports（セールスCRM分析とレポート）

• セールスファネルの各ステージにおけるパフォーマンスをリアルタイムで可視化
• カスタムダッシュボードでチーム別・担当者別にKPI（成約率、案件数、売上額など）をトラッキング
• レポートはフィルターや比較機能で柔軟に分析でき、PDFや共有リンクでチームと簡単に共有可能
  

売上の傾向やボトルネック、成功パターンを視覚的に把握できるため、データに基づいた意思決定や改善が迅速に行えます。営業チーム全体の成果やボトルネックを一目で把握でき、戦略的な意思決定に役立ちます。

4. Email Tracking and Communication（Eメールトラッキングとコミュニケーション）

• Gmail、Outlook、Microsoft Exchangeと直接連携し、Pipedrive内でメールの送受信が可能
• メールの開封状況・リンククリック・返信の有無をリアルタイムでトラッキングし、通知も受け取れる
• 顧客ごとのスレッド表示や自動スレッド結合で、過去のやりとりを時系列で一元管理

顧客対応の反応を即座に把握でき、見込み顧客の関心が高まったタイミングで適切なアクションを起こせるため、営業活動の精度とスピードが飛躍的に向上します。

5. Email Marketing（Eメールマーケティング）

• メールキャンペーンの作成・編集・配信をすべてPipedrive内で完結可能
• 開封率、クリック率、バウンス率などのパフォーマンスをリアルタイムで測定し、改善に活用
• あらかじめ用意されたプロフェッショナルなテンプレートをカスタマイズして、ブランドに合ったメールを簡単に作成

高度な分析機能と直感的なエディタにより、見込み客との関係性を育成しやすく、効率的なメールマーケティングによってCV率やリテンション向上が期待できます。

6. Marketing Automation（マーケティングオートメーション）

• 「キャンペーンビルダー」でステップごとの自動メール配信や条件分岐を直感的に設定可能
• メールの開封やリンククリック、Webフォームの送信などをトリガーにしてパーソナライズされた対応が可能
• タグやカスタムフィールドを使ってリードを自動で分類し、最適なフォローアップに繋げられる

顧客の行動に基づいた自動対応が可能になることで、最適なタイミングと内容で継続的な関係構築が実現し、マーケティングの成果を飛躍的に高めます。

7. AI Email Writer（AI Eメールライター）

• AIが顧客との過去のやりとりや案件内容に基づいて最適なメール文面を自動生成
• トーン（カジュアル、ビジネス、フォローアップなど）やメールの目的（提案、感謝、進捗確認など）を選択可能
• 自動下書き作成により編集・送信までの作業時間を大幅に短縮

営業チームはテンプレートに頼らず、状況に応じたパーソナライズされたメールを迅速に作成できるため、反応率向上と時間効率化を両立できます。

8. AI Sales Assistant（AIセールスアシスタント）

• AIがパイプライン上の全案件を監視し、対応が遅れている案件やアクティビティの抜けを自動的に検知
• 案件ごとに「次にやるべきアクション」を提案し、営業活動の優先順位づけを支援
• 売上予測や進捗に関するインサイトを提供し、成果に直結する活動を強化

営業担当者の意思決定をサポートすることで、対応の抜け漏れを防ぎ、チーム全体のパフォーマンスを向上させる頼れるAIパートナーになります。

9. Sales Prospecting "Pulse"（潜在顧客の発掘）- BETA

• 外部のニュース記事、プレスリリース、Web上の商業シグナルなどをAIがモニタリング
• 新たな投資、人事変更、新製品発表、拠点開設など営業チャンスを示すイベントを検出
• 発見された情報は「Pulseフィード」に自動表示され、ワンクリックでリード化・案件化が可能

潜在顧客の行動や業界動向をリアルタイムで把握できるため、関心やニーズが高まった瞬間に素早くアプローチでき、営業のタイミングを逃しません。

10. AI Agents（AIエージェント）- BETA

• AIが案件、活動、顧客データに基づいて個別に行動し、営業プロセスを自律的に進行
• フォローアップの提案、メールの自動作成、案件情報の更新などをユーザーの代わりに実行
• PipedriveのCRM環境内で常時稼働し、ユーザーの目標達成に向けてリアルタイムで支援

セールスの現場で「指示不要で動くAI」を実現し、人的リソースの限界を超えて営業活動の質とスピードを高めます。

11. Integrations（連携）

• Pipedrive Marketplaceでは500以上のアプリと連携可能（Google Workspace、Slack、Microsoft Teams、QuickBooks、Zoomなど）
• カテゴリ別にツールを選べる（CRM連携、通話・電話、Eメールマーケティング、会計、サポートなど）
• ノーコードでワンクリック連携可能なアプリも豊富で、APIによる高度なカスタマイズも対応

営業やマーケティングのツール群をPipedriveに統合することで、複数ツール間の情報の分断をなくし、業務全体の効率化と一貫性を実現できます。

Pipedriveの具体的な活用例

• Webフォームからリードが送信されると、Pipedriveが即座に担当営業を割り当て、次のアクション（例：初回連絡メールや面談の予定）を自動で生成
• 業種や地域、過去の接触履歴などに応じて、AIがリードを自動的に分類し、スコアリングして優先順位を可視化
• 顧客がメールを開封したりリンクをクリックしたタイミングで、AIが最適なフォローアップメールを生成して送信
• Eメールマーケティングの反応データ（開封・クリック・返信など）をもとに、毎朝AIが営業に優先アプローチ対象のリストを提示
• 一定期間動きがなかった案件には、AIがリマインダーを出し、次に取るべき行動（再連絡、割引提案など）を提案
• 契約更新日が近づいている顧客に対し、自動で更新確認メールを送信し、同時にカスタマーサクセスチームにアラート通知を実施

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